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F1000G WiFi SIPフォンの使い勝手

このF1000GというWiFiフォンについてあまりウェブ上に日本語の情報が見当たらなかったので、私的レビューを書いてみます。
私はこの機種をヨーロッパで購入したので、日本で販売されている物と若干異なる可能性もあります。

F1000g_1
電話としての基本機能:
しっかりと機能しますし私には持っていて楽しいオモチャです。以下にちょっと厳しいことも書いてありますが、まずまずのお気に入りです。

ルックアンドフィール:
作りが安っぽいと思います。プラスチックの感触が少しプラモデルっぽいと言ったらよいのでしょうか。(当然バリ等は出ていませんが) ギュッとにぎると「ギシギシ」音がしそうな筺体です。市販の携帯電話の作りと比べると安っぽく感じると思います。 所詮WiFiフォンなので外出時にポケットに入れて持ち歩くものではありませんが、電話の子機とくらべても落としたりした場合には、壊れやすいのではないかという不安があります。
表示やグラフィックは、2000年頃にヨーロッパでローエンドモデルとして安く販売されていた初期のモノクロLCDの携帯電話に近いです。
メニュー構造は、階層的で比較的違和感無く使いこなせると思います。私の持っているものは日本語に対応していませんが、英語をはじめ他のヨーロッパ言語に対応しています。

機能:
私が持っているGのつくモデルはIEEE 802.11bに加え11gにも対応しています。我が家の無線LAN(802.11g)では、完璧に機能しています。イギリスから日本への通話において音質や音量、エコーレベルも全く問題ありません。
なぜか日本でとあるアクセスポイントを使って試した際に、下り側の音声のみが途切れとぎれになる現象が発生しました。APとの相性かもしれませんし、ヨーロッパのSIPオペレータが日本から遠すぎた事が原因かもしれません
(2006年11月追記:WiFiのAPをIEEE802.11gへと変更したところ解決しました。相性、もしくは実験時の無線LANの速度が十分ではなかった可能性が大です。速度が問題であった場合、コーデックを変更する事により解決できると思います。)

底面のミニUSBポート(USBとしては機能していないが)からある程度まで充電が出来るところは便利です。

あったら良い機能:
複数のSIPオペレータの設定情報を記憶させることが出来ません。なので私のように実験しながら使ったりする人にとっては、SIPのオペレータを切り替える際には毎回設定情報を入力しなければいけない事が不便です。まあ本来は一度設定してしまえば、変更する必要が無いのでIP電話として使う一般の人にはあまり関係ないかもしれません。

ホットスポットでの利用について:
イギリスにあるホットスポットのほとんどは、アクセスする際に一旦ウェブから情報を入れる必要があるところが多いので、必ずしもこのWiFiフォンが街角のホットスポットを利用できるとは限りません。(日本ではどうだかわからないのですが、私自身はイギリスの近所の街でこの電話が使えるホットスポットを見つけたことは今のところありません。)
仮に宣伝などで「世界中どこでもWiFiのホットスポットがあれば利用可能」という言い方をしていた場合、それを鵜呑みにすべきではないと思います。 今後、簡易ウェブブラウザを搭載したモデル(もしくはソフトウェアのアップデート)が出たらもっと自由度が広がると思います。 これにさえ対応されていれば、出張時に持ち歩く気にもなるのですが今のところ家の中での利用がほとんどです。

PC不要のスカイプ対応WiFiフォンがなかなか安く一般に発売されてこない中にて、このWiFiフォンはIP電話として比較的遊べる品だと思います。

以下のリンクからF1000Gが購入できます。(私はここで購入しました)本体価格は149ユーロですが、日本までは送料込みで約172ユーロのようです。 どこのSIPオペレータでも使うことが出来ます。(プロバイダを固定されていません)
付属の充電器は100vに対応していますが、コンセントの形状がヨーロッパタイプなので注意してください。

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